breadcrumb-navxt
domain was triggered too early. This is usually an indicator for some code in the plugin or theme running too early. Translations should be loaded at the init
action or later. Please see Debugging in WordPress for more information. (This message was added in version 6.7.0.) in /var/www/vhosts/shimoda-museum.jp/httpdocs/wp-includes/functions.php on line 61142014年07月26日
最近めっきり歴史書よりも小説に耽溺しています。
下田市立図書館で伊豆を舞台にした作品の特集を行っていたので、その中からよしもとばななの『海のふた』を借りて読みました。
西伊豆の小さな町で、かきごおり屋さんを始めた主人公と、祖母を亡くして心に傷を負った女の子が、一夏をゆるやかに過ごすお話です。
二人は毎日のようにかきごおりを作り、お客様に売って、お仕事が終わると海に行きます。
くらげのように漂いながら、ただそこにいるだけで、海に入るだけで、救われるような思いがしていたと、小説には書かれています。
毎年多くの人々が伊豆の海を訪れますが、そこには何か観光などの目的を越えて、純粋に自然にふれあいたいという想いがあるのかもしないなーと想像しながら読みました。
伊豆を舞台にした小説はなにげにたくさんあります。中にはとてもおもしろい読み物がきっとあると思います。
まずは書物から、伊豆にふれてみるのも良いかもしません。
ひすとりえ
2014年07月25日