2014年05月25日
はじめまして。新メンバーの ひすとりえ です。
日本の博物館の成り立ちは諸説ありますけれども、やはり欧米の影響が強かったようです。
幕末に欧米の船がやってきて、開国を迫るようになると、江戸幕府は積極的に海外事情に関する情報収集をするようになります。
特に、1860年に日米修好通商条約の批准書交換のためにアメリカを訪れた遣米使節団は、アメリカで様々な先端文化を学びます。
そこで、日本は西洋式のミュージアムを初めて目の当たりにすることになります。
遣米使節団の経験によって、日本はこれまでのものの見方、並べ方、見せ方を西洋式の博物館的に刷新するきっかけとなったと考えられます。
そうして考えてみると、日本に黒船がやってきてから、博物館が出来るまでにはちょっとした関連があると考えられそうです。
下田開国博物館で日本の開国、黒船、博物館のことを改めて考えてみてはいかがでしょうか。
ひすとりえ