黒船来航により、日本で一番最初に港が開かれた街、下田の記念博物館

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166年前の2月7日

166年前の2月7日

1855年2月7日=安政元年12月21日
166年前の2月7日、下田の長楽寺で日露和親条約が締結されました。南千島 (エトロフ島より南)は日本領、北千島(ウルップ島より北)はロシア領、樺太は共同使用。下田、箱館、長崎を開港等々です。
前年1月長崎で日本側大目付格筒井政憲、勘定奉行川路聖謨と交渉したのですが打ち切りとなり、下田で同じメンバーで交渉を再開し、まとまったものです。2月7日の「北方領土の日」はこの条約締結の記念日です。
また、この20年後の明治8年(1875)樺太千島交換条約が結ばれ、樺太はロシア領、千島列島は日本領となりました。当時国境は戦争の結果で決まるのが普通でしたが、日本とロシアのこの2つ条約は話し合いで決めました。これは世界史上特記すべきことです。しかし、以後日露戦争、世界大戦を経て現在に至っているわけです。