2021年11月の逸品
この壺は下岡蓮杖の高弟の鈴木真一が自分の肖像写真と自己の経歴を、白磁の壺に約付け骨壺とした珍しいものです。真一は伊豆西海岸、岩地の高橋家に生まれ下田の鈴木家の女婿となり、慶応2年横浜で下岡蓮杖から写真術を学び、明治6年、横浜の弁天橋前で開業、翌年真砂町に移転しました。真一の写真技術は早くから高く評価され明治22年には天皇、皇后両陛下を撮影の栄に浴しています。
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