1858年3月19日=安政5年2月5日
幕末、下田で、アメリカ総領事ハリスには「お吉」が、秘書のヒュースケンには「お福」が仕えたことはよく知られています。
伝えられている「唐人お吉物語」は虚実が入り乱れており、実際にはハリスには「きち」「さよ」「りん」の3名が、ヒュースケンには「ふく」「きよ」「まつ」「つる」の4名の若い女性が仕えています。
163年前の3月19日、下田町新田町安兵衛娘「きよ」が玉泉寺滞在のヒュースケンの許に出仕した日ですが、気に入られなかったようで、「きよ」はすぐ解雇されました。