9月13日(1858年9月13日=安政5年8月7日)
163年前の9月13日、フランス全権使節グロー男爵が、仏蒸気艦隊(「ラプラス号」「プレジャン号」「オーダーシューズ号」)で下田に来航しました。
条約締結を要求し、アメリカ総領事ハリスに会い情報収集を行い、18日に江戸に向かいました。下田には5日間滞在したのですが、当時の下田の町会所 日記等に次のような記録があります。『フランス人上陸市中歩行し、御用所にて買い物する』『暮れ六ツ時頃フランス士官のもの4人、銭湯で覗き見をする』『フランス船へ石炭2万5千斤積み送る』『異人2人柿崎村又助方へ来て水を乞う、たばこ2本置いていく』などなど。
なお日仏修好通商条約は江戸で10月9日結ばれました。