黒船来航により、日本で一番最初に港が開かれた街、下田の記念博物館

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164年前の1月

164年前の1月

1855年1月(安政2.1月頃)
 164年前の1月、下田町中村(現下田警察署付近)に下田奉行所が建てられました。
 嘉永7年(1854年)3月下田は日本最初の開港場となり、ペリーの黒船艦隊が入港してきました。
 江戸時代を通して下田は幕府の直轄地で、この頃は韮山代官の支配でしたが、開港場となり外国の船や人が来ることから下田奉行が置かれ、当所は町中の宝福寺そして稲田寺が仮奉行所となりました。
 安政2年(1855年)、中村に約1万坪の田地を埋め立て、江戸の大棟梁(今のゼネコン)辻内近江が1万6千両で下田奉行所屋敷を建設しました。下田奉行所には役人から通訳まで140人ほどがいました。万延元年(1860)下田奉行は廃止となり、奉行所も取り壊され、木材等は神奈川へ運ばれました。